数年前に作ったシルバー製の猫(オス)です。
ずっと携帯ストラップとして使用していたので、
ぶつかったり鍍金がはげたり、時間の経過を感じさせられます。
(電話本体もですが・・・。)

自分で言うのもなんですが、戯れに作ったわりに凝っていて、
目にはガラスで作った目を入れて、
3種類の鍍金で三毛猫にしています。

かねがね、これの型を利用してペンダントを作ろうと思いながらもそのままになっていたのですが、
9月に開催される「浜名湖アート・クラフトフェア」の出展用も兼ねたら丁度良いなぁと思い
作り始める事にしました。
(しかし、その後まもなく私の元に落選通知が届く事になる。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回原型に使用する材料は、
昔、吉田キャストさんで販売されていた「リンネックス」という
インジェクションできるハードワックスです。(写真中央)

私の知っている限り、インジェクション用ハードワックスは、
ハードワックスとは言っても、軟らかく粘り気があり削りづらかったのですが、
このワックスは ヤスリの目詰まりもほとんど無いので、
ストレス無く作業できます。※個人の感想です。なんつって。

ただ、引越し前は、作業させてもらっていた彫金教室にワックスポッドがあったので、
機械で注入できたのですが、今は無いので、他の方のブログを参考にさせてもらって、
オタマを使って溶かしたワックスをゴム型に流し込みました。

その為、私の流し込み方が悪いせいか
ワックスが流れきっていなかったりしていて不完全な出来上がりなのですが、
最初から作るより楽だし、どのみち頭以外は作り変えるつもりなので、
このまま進めることにしました。